私たちが当たり前に食べている「1食」
でもその“当たり前”が、セブ島の子どもたちにとっては「特別」かもしれません。

こんにちは。
ネオギャル校長のマネージャー のらぴ です。

Anya’s HOMEでは、フィリピン・セブ島のストリートチルドレンや機会・環境に恵まれない子どもたちに
温かい食事と安心できる居場所を届ける活動を行っています。

そんな私たちが、今回伝えたいのは「1食の価値」の違いについてです。
シンプルに比較するために「ビッグマック指数」を用いて説明します。

◆ ビッグマック指数とは?
世界中で販売されている「マクドナルドのビッグマック」の価格を比べて、
各国の物価や購買力を測るために使われる経済指標です。
どの国でも同じような材料・味・提供方法で作られるビッグマックだからこそ、
「世界共通のものさし」として使われているのです。

◆ 日本とフィリピンのビッグマック価格

2025年現在のビッグマックの価格は次のとおりです。
日本:480円
フィリピン(セブ島含む):182ペソ(約472円)
※本場アメリカ:5.69ドル(約830円)
一見、同じような価格に見える両国ですが、ここで大切なのはそれを買うために必要な労働時間や収入です。

日本では、最低賃金が時給1,000円前後のため、
ビッグマックは30分も働けば手に入る感覚です。

一方セブ島では、最低賃金が日給453~501ペソ(約1,200円程度)。
つまり、ビッグマック1個が “1日分の給料の約半分” に相当します。

◆ セブ島での「1食」の重み
セブ島では、ストリートで暮らす多くの子どもたちが、1日1回の食事さえ満足にとることができません。

日本では、500円といえば気軽に使える金額。
最近では、カフェでラテを注文しても、お釣りが出ないどころか足りないことも珍しくありません。

そんな500円が、セブ島の子どもたちにとっては2〜3回分の食事(栄養価は考慮しない)に相当します。
時にはその一食が、命をつなぐ希望になることもあるのです。

◆ Anya’s HOMEの取り組み
Anya’s HOMEでは、皆さまのご支援により、
日々セブ島の子どもたちに「温かいごはん」を「衛生的な提供方法」で「安心できる場所」にて提供しています。

たとえば…

500円の寄付=子ども1人の1回分の給食
1,000円の寄付=2人分の給食とちょっとした衛生用品

ほんのわずかな金額が、彼らの生活にとっては大きな価値となるのです。

◆ 最後に
私たちが何気なく過ごす1日が、
誰かにとっては「生きるための闘いの1日」かもしれません。

当団体の寄付支援システムは、支援者様のお気持ち(金額)を直接入力することができます。
また、支援ギフトのページからは 500円 をセブ島に届けられる「ワンコインギフト」も実施しております。

皆様の温かいお気持ちが、セブの子どもたちを支える力になります。

あなたの一歩が、誰かの希望に。
私たちと一緒に、子供たちの未来を変えていきませんか?

のらぴ

出展:ネイティブキャンプ英会話ブログ
出展:世界経済のネタ帳
出展:MacDonald Philippines

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